K13 マーチニスモ 電動ファン修理!エアコンの効きが悪い方!一度チェックしてみて!
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こんにちわー88worksです。本当に毎日とろけそうなぐらい暑いです…本当に梅雨?と思っちゃいます…
6月30日の天気予報だと、7月はほとんど雨予報のはずが…
愛知県はほとんど晴れました笑
じめっとした梅雨特有の湿度だけは健在ですが笑
みなさん、熱中症には気をつけてください!
さて、今回ですがエアコンが熱中症になって冷風が出なくなる現象を未然に防ぐ作業をやっていきます!
K13系マーチに持病で電動ファンから音が出てくるのがあります
それがこちら…
わかりますでしょうか?エアコンやラジエターを冷やすための電動ファンの回転軸がずれており回転がぶれているのと、異音が発生しています。
この車は、まだ、回っていたのでエアコンは聞いていましたが、最悪の場合止まってしまい、エアコンが効かなくなります。
これが、炎天下の渋滞で起こってしまうことを想像すると、ぶれている車両は予防的に変えたほうがいいです!ちなみに、新品に変えた後の車両はこうです。
雲泥の差です。K13マーチにお乗りの方、一度ボンネットを開けて確認してもらったほうがいいです。持病なので良く壊れる部分です。
当社でも点検できますので、是非ご相談ください!
さて、作業していきます!DIYでやられる方のお助けになるように画像多めでやっていきます!
まずはボンネットを開けてバンパーを外していきます。
上部のクリップ4つを外していきます。
両サイド、フェンダーに10mmのボルトで止まっていますので外していきます。
下側の写真を撮り忘れました…
トルクス4本とクリップ4つを外します。
これでほぼフリーになりました。
あとは爪で止まっているだけなので、バンパーを外す前に傷つけないために養生します。
バンパーって柔らかい素材なんですが、ボディに当たると結構深い傷をつけるので必ず養生しましょう!
あとは外には引っ張りながら爪を剥がしていきます。
外れました!反対側も外していきます。
バンパーは結構重たいです。慣れてないと外した衝撃で落としてしまう可能性がありますので、落ちてもいいように布か段ボールを引いておきましょう!
マーチニスモはデイライト用のカプラーがあるのでこれを外していきます。
外れました!
次にコアサポートを外していきます。コアサポートについている部品をまずは外します。
まずはクリップを全て外します。
次に、ホーンのカプラーとコアサポートについている配線を止めてるクリップを外します。
ラジエターアッパーホースを固定している10mmのボルトも外します。
アーシングされている10mmのボルトも外します。
ウォッシャータンクもプラスで外すクリップで止まっています。
次にボンネットキャッチを外します。13mmのボルトで止まっています。
キャッチが外れたら、ワイヤーを固定しているクリップも外します。
コアサポートについている配線を止めるクリップです。
あとは、こちらのセンサーを外していきます。10mmのナット2つで止まってます。
こちらも配線はクリップで2箇所止まっていますので外していきます。
コアサポートを止めている10mmのボルトを左右とも外していきます。
外れました。
ヘッドライトに当たるのでパズルのように外していくのですが、作業が初めての方はヘッドライトを外したほうがやりやすいですし、取り付けの際にヘッドライトを傷つける心配がないので外すことをお勧めします!
今回取り付けていく新品の電動ファンですが…
実は車台番号で部品商に頼んだのですが、何やら、K13は2種類の電動ファンがあるとのこと…
しかも、車台番号では追えずグレードで検索しないといけないとのこと…
ファンシュラウドの形状は同じ…
ということは、モーターが違う可能性があるとのことでした!
そりゃ、標準は1200CCの街乗りエンジン…
マーチニスモSは1500CCのチューンドエンジン…
普通に考えれば違うはずです。
よく、ネットで純正はファンシュラウドがついてくるから、高いのでモーターだけネットで買って変えたなどの記事がございますが、マーチニスモはモーターは標準と異なるため、その辺りを気を付けてモーターのみの交換を行なってください!
電動ファン…エアコンだけでなくラジエターも冷やしている大切な部品です。
冷却でききれずエンジンがオーバーヒートしてダメになるのだけは避けていただきたいと思います。
ご不安な方は、値段に惑わされず純正を選びましょう!
長くなりました。電動ファンのカプラーを外します。ここも1箇所配線がクリップで止まってますのでそちらも外します。
外れました。
あとは、ラジエターに2箇所10mmのボルトで止まっていますのでこちらを外します。
外れました。今回はラジエターのアッパーホースを外さずにパズルの要領で外しました。
軸がダメになったファンと新品の比較。
明らかにぶれていません。
取り付けですが、アッパーホースを外さずに電動ファンを外しましたが、取り付けの際のパズルを失敗するとファンシュラウドはプラスチックでできていますので無理に入れると取り付け部が破損します。ご不安な方はアッパーホースを外して作業されたほうが安心かと思います。(その際は必ずエア抜きを行ってください)
あとは逆の手順で組んでいきます。ラジエターのフィンには決して当たらないように作業してください!
ちょっと当たっただけで簡単に曲がります。
そして純正状態にはほぼ戻らなくなります。
かなりの数のボルト、クリップ、ナットを外しますので、無くさないのはもちろんのこと、どこに何がつかわかるために外す前に写真を撮りながら作業をすることをお勧めします!
完成がこちら。
気持ちい位ぐらい綺麗な回転になりました。
今回ご紹介した、K13マーチは持病とのご案内しましたが、全ての車電動ファンがついています。
個体差もありますが、壊れない車はありません。
今日、買取してきたハイゼット…エアコンが壊れた車でした。
15分も運転しようものなら、頭がぼーっとするぐらい危険な状態になります。
今の日本。エアコンがないと命をまもれないぐらいの必需品になっています。
ましてや、小さなお子様はチャイルドシートという安全のためにつけていますが、実際はかなり蒸れます。
エアコンがあるからいいのですが旅行の途中に壊れてしまって渋滞にハマってしまうと赤ちゃんの命を落としかねないです。
エアコンの点検はこれから必需となります!
ご不安な方や、効きがイマイチの方!
0568−75−8898までご連絡ください!簡易チェックは無料でやらせていただきます!